Rawtus woman 2011-12AW Collection
Our design theme considered for 2011AW is “1+1=3”.
先月のPARIS TRANOIで発表したRawtus woman 2011-12 Autumn & Winterの新作コレクションをアップしました。” Rawtus”のレザーウェアは、今までの革とは全く異なる性質を持つ新しい革です。
私達はこの“NEW GOAT LEATHER”を使い、今までのレザーウェアとは全く違う質感と表情を持ち、まるで布地のような感覚で着れるレザーウェアをデザインしました。
今シーズンの秋冬物を制作する上で一番の問題は「暖かさ」という点でした。
レザーは素材の特性上、「防風性」はあるのですが「保温性」という点では他の繊維よりは劣っており、逆に身体から熱を奪うという性質があるため、秋冬物として使用するには裏地や中綿などを裏張りしなければ十分な防寒性が得られないという問題がありました。
単純に裏地を付ければ問題は解消できることですが、それでは“NEW GOAT LEATHER”の良さが十分に発揮出来ず、なんら今までと新しさは感じられません。
私達は「1枚仕立て」にこだわりたかった。
そこで考え付いたのが「着脱出来るライナー」を装備させるというアイディアでした。
しかもライナーだけでも着ることが出来て3wayで着こなしが楽しめるものというコンセプトで開発を進めました。
そしてライナーに適する素材を追求する過程の中で私達は獣毛の中でも最も軽く、肌触りの良い”カシミヤ”に辿り着きます。
そしてカシミヤ100%で12ゲージという薄手のセーターを編み立て、その後の染色工程で「両面を羽毛のように起毛させる特殊加工」を施す事でふんわりと軽く、ボリューム感があり、しかも暖かいという最高の肌触りの軽量カシミヤニットライナーに仕上げました。
そのニットライナーとレザーを重ね合わせる事で革の持つ防風機能とカシミヤの保温力を合わせる事でダウンウェアのように軽く暖かいウェアが完成しました。
しかもそれぞれ独立して着る事が出来るので長いシーズン着る事が出来、1着で3通りの着方も楽しめます。
Rawtus womanの2011-12秋冬コレクションはレザーとカシミヤしかありません。
しかし、手に取って頂ければきっと新しい発見と驚きがあると思います。
Our design theme considered for 2011AW is “1+1=3”.
“NEW GOAT LEATHER” as the successful main material in the previous season will not be changed, but our selling point as a new idea at this time will be “A sweater processed as looking like a fur ” by being knitted with using a thread of 100% cashmere uniquely developed at our sweater factory in Japan and combine “A leather wear” with “Ultimate light weighted liner being inserted with a cotton material for function of lightness and warmness” manufactured by the Japanese latest technology.
If you compare it with an existing heavy and bulky leather wear, you quickly understand our leather wear is very light weight. Furthermore, it is very attractive because you can wear the leather wear in three ways ; you can wear it as taking off the liner portion or you also can wear only the liner itself.
Heavy clothes are the past products. At this time, we consider the collection as the concept of “We feel light and warm”.