Editor’s Tank
Raw+のレザーに合わせるコーディネートアイテムのカテゴリー「Raw+FOUNDATION /ロゥタスファンデーション」 は全てMade in Japanにこだわって作られています。
素材もコットン、シルク、レーヨン、キュプラなどの天然、再生繊維の素材をベースとして肌触りの良いアイテムを提案する一方、ポリエステルの機能性を取り入れたシワになりにくく洗濯性や復元性を生かした ファスナーやボタンなど一切使用しないコンフォートドレスやコンフォートボトムは利便性を追求するなど「理由あって使える」アイテムを提案していきます。
その「理由あって使える」アイテム第一弾として2014-15秋冬で人気となっているのがこのフラットシームの「Editor’s Tank / エディターズタンク」です。
Marisolでも紹介されたこのタンクは“フラットシーマー”と呼ばれる特殊ミシンを使用しています。
このフラットシーマーミシンで縫製すると、通常縫い目は縫い代という余分な部分が出来てしまうのですが、このミシンは 2枚の生地を重ね合わせながら縫い合わせることができるので通常の縫いとは違って縫い目が平らな状態になります。
その為(Flat:フラット)な縫い目(Seam:シーム)という意味でフラットシーマーと呼ばれています
【生地を重ね合わせて平らに縫うフラットシームミシンで仕上げた縫い目】
【通常のジャージー用ミシンで仕上げた縫い目】
通常のミシン始末だと裏側の縫い代が体側に出てきます。フラットシームミシンを使用すると縫い代の凹凸がありません。「Editor’s Tank / エディターズタンク」は体に密着するアイテムなので少しでも肌あたりが無いような工夫を施しています。
また、脇部分に全く縫い目の無い「丸胴編み」と呼ばれるチューブ状に編みたてる方法もあるのですが、これは下着によく見られる編み方で完全に脇のラインが直線なのでウエストのくびれやヒップラインの凹凸に合わせて編めません。しかし、このタンクはちゃんとウエストもくびれたパターンにしている為丸胴のものより体にフィットするのです。そして、絶妙なのが「長めに設定した着丈」です。
普通のタンクのように見えますが着丈が長いので伸ばせばヒップを丸ごとカバーしてくれるチュニック丈程度の長さが「今まで無かった丈 」という事で人気の要因となっています。
この丈感やバランスに至った理由もちゃんとあって、開発段階で多くのスタイリストさんや雑誌編集部の方々に試着していただき意見をフィードバックして作ったもの。
「そういえばこういう丈のタンクが無かった」 「ワンピース使いのできる丈のタンクが欲しかった」「市販の発熱保温タンクは暖かいけれど着丈が短い」「シルク混なので保温性があって良い」などの意見を反映して試作を繰り返して出来上がりました。
まさに「Editor’s Tank / エディターズタンク」と言われるゆえんです。
日々、寒さが増してきているこれからの季節ですがシルクも入っているので意外と暖かく、冬のインナーとしてニットの下に重ね着しても活用できますし暖かい季節では1枚でも着られる便利アイテムとしてきっとヘビーローテーションアイテムとして活用いただけると思います。
「Editor’s Tank / エディターズタンク」
RF43-CS9009 12,000円(税込)
Color
85% 指定外繊維(モダール) 9%シルク 5%ポリウレタン
日本製