NewYork 【Coterie】①
初日はNewYorkらしい雲一つない快晴。10℃は下回るものの去年のような厳しい寒さは無かったのが幸いです。
今季もいつものJavits Center にやってきました。
次2016-17Fall-Winterシーズンよりブランドロゴを従来の【Raw+】から【Rawtus】に改めての展開となることをご報告いたします。
もともとブランド創業時は【Rawtus】ロゴを使用していたのですが、2010年に海外展開をスタートさせるときに一度ロゴを変更してブランド名に意味を感じさせるように【Raw+】としたわけですが、【Raw+】だと海外で呼ばれるときに単に「ロゥ」であったり「ロープラス」と発音されてしまい正式呼称の「ロゥタス」と呼んでもらえていませんでした。
また、SNSやドメインでも記号の「+」が使用できなかったりしたため次シーズンより創業時のロゴに戻して【Rawtus】としてリローンチすることとなりました。
その初お披露目がNewYork 【Coterie】となります。
Coterieは世界最大のファッション展示会という事で北米を中心に全世界からバイヤーが来場します。
以前はもっと会場も大きく何か所にも分散して開催していましたが近年はJavits Center だけで収まる規模へと変貌してきています。
その原因は大きな展示会場で数多くのブランドをセレクトするよりゆっくりと商品を見れるショールームへとビジネスの場が移り変わってきたためで、私たちも次からはそういうショールームビジネスへとステップアップする時期が来たと確信しました。
展示会場の場所はバイヤーさんたちがくつろぐスペースの真正面。ということで比較的目立つ場所ですが、どうしても少し奥まった位置にあるので見つけにくいかもしれませんのでバイヤーさんはくつろぎスペースを目指していらしてくださいね。
初日は既存のショップのバイヤーが中心で特にカナダのバイヤーは真っ先に訪れて頂き早速ピックアップ。
やはりMade in JAPANのカシミヤセーターをライナーにしたレザーコート人気は毎シーズン根強く、今期はファーを更にグレードアップしてフォックスにしています。
また、別のアメリカ人バイヤーが気に入ってピックアップしたのは別布で切り替えたロングタイプのレザーカーディガン。
ウエストのスピンドルで様々な着こなしが出来るのと、レザー100%ではないので更に軽く、ケアもしやすいと大絶賛。
それと今季もっとも力を入れたのがレザー以外素材を使ったシリーズ。
普通の布地で仕立てたミリタリーコートですが、だいたいこの手のものはラクーンやラビットのファーライナーが付く場合がほとんどですがロゥタスでは得意の毛皮のノウハウを生かしライニングにレッドフォックスを贅沢に使っています。
元々ロゥタスのデザイナーはデンマークの毛皮の研修センターSAGA INTERNATIONAL DESIGN CENTER 第一期生なのでレザーだけではなく毛皮のノウハウも十分にあったという事で今シーズンはファーをふんだんに使ったコレクションもお勧めです。
To be continued・・・