Paris 【Tranoï Femme】③
気温も10℃前後で過ごしやすい気候なので3日目は日曜日という事もあり来場者も多いのではと期待していましたが。。。。
Tranoï 過去2日間と比べて今日はさらに人の入りが少ないと感じます。
日曜日は現地フランスやフランス近隣諸国のショップの定休日なので現地のバイヤーが多く来場するのが通例。
しかし、やはりフランスで起こったテロ事件の影響やフランス自体の景気が悪く全然バイヤーが来ていない。
数年間Tranoï には出展していますが過去最低の来場者数かもしれないほどかも。
他ブランドのスタッフとも情報交換をしたのですがブースの場所が良い位置でも来場者自体が少ないので今回はオーダーが減ったとか
顧客がフランスに来ていないとか問う話ばかりが目立った。
という中、以前からコツコツとコンタクトを取っていたのが功を奏しRawtusのブースには結構呼び込んだバイヤーが来場してくれたおかげで他のブースよりは賑わっていたと思います。
RawtusのレザーミリタリーコートはNewYorkでも人気。
ここ数シーズン続けて展開していますが定番になってきています。
コートに付くライナーもボアバージョン、フォックスファーバージョン、ライナー無しバージョンとマーケットによってグレードを選ぶことが出来ます。
気候が温暖なアジア諸国はライナー無しを選び、寒いカナダや北欧はファーライナーというような買い方です。
Rawtusはレザーブランドという認識が強かったのですが、今シーズンはウールコートもオーダーが多かったです。
2015年の日本は暖冬の影響や同じようなデザインのコートばかりで日本では「ウールコート=大苦戦」「売れなかった」というバイヤーの評価でしたが
来年も必ずしも暖冬とは限らないし、気分も違ってくると思います。
Rawtusでもベーシックというより少しだけデザインを加えたものが人気です。
ケープスリープのコート。
レザーはポケット口にだけしか使っていませんが、これもNewYorkでも評判が良く価格もレザーに比べて手ごろなのでオーダーも良かったです。
ビックシルエットのコートです。
アクセントとして襟の裏と袖裏にレザーを使い、配色のコントラストを利かせています。
今季もウール地はタスマニア島の羊の毛を使ったタスマニアウールという最高級の原料にカシミヤを加えて織ったメルトン生地を使っています。
しっかりとしてコシがありますが肌触りはとってもなめらか。
スカスカの安っぽいメルトンとは価値が全く違います。
来週からは東京に戻りすぐにTokyo Exhibitionがスタートします。
東京展の様子も次回からアップしていきます。
東京にはNewYorkやParisに持って行っていない服もたくさんあり、レザー以外のアイテムや素材も盛りだくさんです。
期待してくださいね!
See you!