Paris Tranoï Femme report①
NewYoekからParisに場所を変えて今度はTranoï Femme展です。
このTranoï は2011年から継続出展していて今回で13シーズン目。
このTranoïに出展し始めた頃は欧州のバイヤーも元気で当時円が1$=80円台後半という超円高という悪環境でも買い付けが出来るだけの体力がありましたが
今現在、欧州全域を包み込むテロの警戒感や景気の悪化で全くヨーロッパのバイヤーは元気がありません。
それに対してまだまだ元気なのはアジアのバイヤー。
香港、韓国、台湾、中国です。
ただ、元気といっても、何か新しいものを探しに来ているという感じではなく、お目当てのブランドを目指して来ている感じです。
Tranoï自体も年々バイヤーの求心力が無くなってきています。
そろそろ私達もTranoïを卒業して次のステップに行く時期かもしれませんね。。。
とはいえ既存の取引があるショップはちゃんと来てくれています。
お昼頃からどんどんバイヤーが訪れて商品をピックアップ。
一瞬は自分たちもブースに入りきれないほどの混雑になって嬉しい限りです。
またNewYorkとParisとでバイヤーがピックアップするアイテムにも違いがあります。
アメリカは何と言ってもライダースジャケットが人気だったのですがパリではより大人っぽくシックな雰囲気のものが好まれるようです。
「PLUS The Parts/プラス ザ パーツ」の襟パーツとタスマニアカシミヤのメルトンで仕立てたコートのコンビ
ほつれないウール生地で仕立てたビックシルエットのトレンチコートは裏地が無く、一枚で仕立てています。
マントシルエットのビックカラーコート
今日はこういう感じのアイテムがとても評判が良かったように思えました、、、、が、明日は明日でまた違う国のバイヤーが来るので
今日とは違ったアイテムがクローズアップされるのもパリの展示会の特徴ですね。
To be continued・・・