Paris Tranoï Femme report④
最終日ということもあり会場全体がまったりとした空気感に包まれています。
そして今回のTranoï は過去に無かったほど天気が悪く大雨の連続。
そういう状況なので今回のレポートは全体の総括です。
NY、Paris、アジア各国のバイヤーから言われたことを要約すると、やはりRawtusのオリジナルのNew Goat Leather / ニューゴートレザーは決して他には無いという事と、いつも時代も普遍的で変わらないスタイルの物づくりに共感していただいているんだという事を再認識しました。
私達は毎シーズンNY、Parisをサーキットしていますが、他社のレザーと比べてもNew Goat Leather / ニューゴートレザーだけはどこにも負けないというのがブランドとしての最大の強みだと思っています。
そしてRawtusは決してトレンドの最先端を追うブランドではなく普遍性を意識したスタイルなので極端に毎シーズン大きい変化はあえて付けていません。
トレンドを追いかけてしまうことでモノの普遍性が薄れ、ブランドのテイストがブレてしまうからです。
そして世界中を回って展示会を行っているのも、一着でも多く世界のお客様のもとにRawtusを届けるためです。
ブランドをスタートしてから来年で10周年ですが、少しづつでも成長をしていけたらと思っています。
New Goat Leather / ニューゴートレザーで仕立てたシングルライダースは国を選ばず多くの人たちに支持されています。
秋冬は新色も加わり選択の幅が広がることと思います。
ダブルのライダースもスタイリストさんのリース率がとても高く様々な雑誌などでも一番多く目にします。
とくに今シーズンは肩章を外したことでよりソフトな印象に感じます。
ハードすぎず軽く羽織れる感じがお客様から支持されているのだと思います。
そしてブランドの象徴ともいうべきNo.1005 スクエアヘムカーディガン。
レザーでカーディガンスタイルを最初に打ち出したブランドとして最も長い期間ずっと世界で売れ続けているロングセラーのデザインです。
このスタイルは黒、ネイビー、グレーベージュが年間定番色としてシーズンカラーが3色の合計6色展開。
サイズも34(SS)・36(S)・ 38(M)・ 40(L) ・42(LL) ・44(XL) ・46(O)の7サイズ展開。
日本国内では5サイズ展開が標準ですがアメリカやオランダなど大柄なお客様も多い為かなりビックシルエットのサイズまで揃えています。(大きいサイズは新宿伊勢丹のクローバーショップのみ海外限定の44 ・46サイズがお求めいだけます。)
そしてレザーブランドの役割として更にクオリティの良いレザーを使い細部までこだわったシリーズとしてプレミアムレザーラインを今回からスタートさせました。
このきめ細やかな肌触りと控えめな光沢をもつレザーのライダースはスペインのRIVA社で仕上げられたエントロフィーノ種の羊のレザーを使用しています。
このRIVA社は欧州の一流メゾンにも納入している名門のタンナーで、常に最高ランクの皮革だけを厳選して加工しています。
ライダースの襟を無くしたノーカラーのスタイルはエレガンスな着こなしにも相性が良く、レディーライクなスタイルにぴったりの大人ライダースです。
このスタイルもRIVA社のレザーを使っています。
縫製は一人の職人が裁断から最後まで縫い上げる一貫生産で一枚づつ丁寧に仕上げられます。
袖口と裾にも普通のニットのリブではなくレザーでリブを作ったこだわりのデザインです。
襟元にはミンクのファーが付いていて女性らしいコンパクトなスタイルに仕上げています。
そして今シーズンの一押しとしてレザーのダウンが登場します。
Rawtus 初のダウンですが、私達もその出来上がりに満足しています。
ベースのレザーはオリジナルのNew Goat Leatherなので薄く、軽く、そして保温力は抜群です。
現在も海外のショップから問い合わせも多く、日本でもオーダーフェアを実施しようと考えていますのでご興味のある方は是非お問い合わせください。
東京→ニューヨーク→トロント→ニューヨーク→パリ→東京、、、、ぐるーっと世界一周。
帰国後はまた2018年春夏に向けて新たなアイディアを皆様にお見せできるよう頑張らないと、ですね。
Rawtus International Sales team お問い合わせはこちら