レザー製品のお取り扱い注意点②

Rawtus製品に使用されている両面を表革のように加工した「New Goat Leather /ニューゴートレザー」は通常のレザーとは異なる品質のため、特に下記の点は特にご注意いただき、お避け頂くようお願いいたします。

×【市販の革用クリームのご使用】
■ 市販の革用クリームは油分が多量に含まれるため革クリームを使用すると使用した部分だけ色の変色が発生します。
■ 他社のレザーとは製造過程が違うため革クリームの使用は絶対に行わないでください。シミになります。
■ 靴用の革用クリームも同様に使用は絶対にしてはいけません。シミになります。

×【市販の革用消しゴムのご使用】
■ 革用の消しゴムは革の表面組織を削り取るだけです。使用すると表面が毛羽立ってしまうだけで汚れは除去できません。

×【ご家庭でのお洗濯】
■ 一部家庭で洗濯できる革用洗剤がネット販売されておりますが、当製品においてこれらの洗剤を使用して家庭洗濯を行った場合、製品の激しい色落ちが起こる 事例が報告されておりますので絶対に家庭洗濯は行わないでください。
■ 一度水洗いしてしまった製品はきれいなシワの無い状態に戻せませんのでご注意ください。

×【直射日光や蛍光灯下での長期保管】
■ 革の染色を行うための染料は紫外色の変色がとてもおこりやすい為、直射日光や蛍光灯の光があたる場所で保管した場合、日の当たった部分が激しい変色が発生します。
■ 革製品の保管は日の当たらない場所に布製のカバーか、不織布のカバーをかけて光が直接当たらないようにしてください。

×【高温多湿の環境での保管】
■ 革製品の保管場所は気温10度~15度で湿度は50%前後の日陰場所が理想的です。
■ 高温多湿の環境下ではカビの発生が生じやすくなります。

×【低温乾燥下の環境での保管】
■ 特に夏場のエアコンの効きすぎた環境や冬場の乾燥した環境では皮革に含まれる水分が蒸発してしまいカサカサになります。
■ カサカサになってしまった場合は逆に多湿の環境(風呂場)等で数分ハンガー干しをすると復帰する場合がありますが、激しい乾燥の場合は皮革自体が劣化してしまっているので戻らない場合もあります。

×【雨天時の着用】
■ RawtusのNew Goat Leather製品にはもともと水をはじく加工が施されていますが防水ではありません。
■ 短時間の少量の雨でも同じ場所に水分がつくと染み込んでしまい変色や縮みの原因となりますので極力雨天時での着用はお避けください。

×【濃色の他の製品とのコーディネート】
■ 薄い色のレザーには他の製品の色が付着する恐れがあります。擦れあうことで摩擦により色が移ってしまうためです。
■ とくにデニムや海外のインポート製品は色が落ちやすいのであらかじめご注意ください。
■ 濃色の製品に記載されている他社のお取り扱い注意もご参照ください。

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※この写真はデニムの色が製品に写ってしまったものです。この状態での修復は困難で完全に元通りにはなりません。

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