Paris “Tranoï ” Exhibition”1

ニューヨークのCoterie展が終わると一度Raw+チームは日本に帰国。 しかし今度はパリで開催されているTranoï /トラノイ展出展のためにすぐに再度フランスへと旅立ちます。 毎回このニューヨーク~日本~パリというワールドサーキットは短期間の移動の為、時差に慣れたと思ったらすぐに別の国に移動になるので体力的にきつい。 IMG_6732

今回のパリは思っていたより気温が低くまるで夏のような気温だったニューヨークと真逆。一気に秋本番という感じです。

とくに朝方はダウンやファーを着ている人も多くウールのコートがぴったりなくらいでした。   IMG_6743

Tranoï 展は今回で10回目の出展でRaw+がパリでブランドをスタートして5年目の節目のシーズンとなりました。

Raw+はもともと【Rawtus】というブランド表記で2008年に日本でスタートしたのですが、当時は取り扱う服の多くが布地を使ったコレクションでした。

当時は他のブランドには無い絶対的なオリジナルな「何か」が欠けていたのでしょう。 数シーズンやってもなかなかブランドの顔となるような絶対的な価値のある商品が作り出せなかったのですが、2010年にNew Goat Leatherを作り出したことで私たちは 「この今まで見た事もなかったような新しいレザーを世界の人達に着てもらいたい!」という思いに駆られ、世界で一番バイヤーの集まるパリで発表しようと考えました。

そしてパリで最も早い時期に開催していたWHO’S NEXT展に出展することを決め、New Goat Leatherだけのスモールコレクションを持って行ったのが始まりです。

ブランド名も【Rawtus】から【Raw+】と表記を変えて(「タス」の部分を「+」にして)ブランドを海外からリスタートさせました。

最初のコレクションはフランスのサントロぺにある高級ホテルのブティックやパリとベルギー、スイスのセレクトショップなどのオーダーがあり、 その後、WHO’S NEXTから発表の場をもっとクリエーティブ性の高いTranoï 展に移したことで更に多くの海外バイヤーの目に留まるようになりました。

2012年くらいまでは日本より海外の顧客の方が多かったのですが徐々に日本のバイヤーにも見てもらう機会が増え、その結果、国内でも多くのショップで取り扱って頂けるようになりました。 そう考えると5年って早いなぁと思います。

でもまだまだRaw+を知らないバイヤーも多く、世界の展示会に出展するたびに新しいショップの方々との出会いもあり更に世界にRaw+広がっていくのはとてもうれしく思います。

パリ1

Raw+のブースは初日から多くのバイヤーさんが来ていただきました。 パリ2

海外のバイヤーはこのタイミングでしか商品に触れられないので真剣。商品説明にも力が入ります。

パリ3

このように初日はヨーロッパ、アジア圏を中心に数多くの来展があり常にブースは混雑していました。

 

to be continued・・・